-「IT×プラ工場」をテーマにDXへの第一歩をサポート –
化学産業に特化したサービスを展開するSotas株式会社(所在地:神奈川県川崎市、代表取締役社長:吉元 裕樹、以下「当社」)は、当社のアドバイザーである特級プラスチック成形技能士のプラ太郎氏とともに、プラスチック加工会社の経営者・技術者の皆様に向けて、業務で使えるデジタルツールの紹介や、現場におけるDXの成功事例の共有など、工場で活用できるITをシェアするコミュニティ「2030となりのプラ工場」の運営を開始します。
- 「2030となりのプラ工場」開設の背景
当社は、2022年11月より化学産業に特化したサービスを開発・提供しています。リリース以前から、またリリース後も機能追加に向けて、継続的に多くのプラスチック加工会社の経営層、または製造現場へのインタビューを重ねてまいりました。
その中で多くの経営層の方から聞かれたのが「DXへの最初の一歩が難しい」というお声でした。プラスチック加工会社の多くは歴史のある老舗企業であり、これまで培ってきた業務フローや管理方法を変えることへの敷居の高さがあります。一方で、業務効率化や後継となる若手技術者の採用を考えた際に、その一歩が今必要であるという危機感はあるものの、何から始めたらよいのか悩んでいるとのお声を多くうかがいました。
また、当社アドバイザーであり射出成形のコミュニティ「PlasticFan」を運営するプラ太郎氏の協力のもと、PlasticFanメンバーの皆様にも、技術者目線で感じる現在の改善点、いわゆる「プラ工場あるある」についてのご意見をいただき、技術者の目線からも工場のデジタル化の遅れに懸念があることがわかりました。
上記のようなプラスチック加工会社の現状の改善を下支えするひとつとして構想したものが「2030年となりのプラ工場」です。最近よく耳にする「DX」「業務効率化」などをテーマに、プラスチック加工工場ならではの観点を織り交ぜ、業務で使えるIT情報としてシェア、意見交換が生まれる素地を作っていきたいと思います。これまでどこか他人事になってしまっていた「DX」や「業務効率化」について、「自分たちの工場だったらこんな風に活用できる」などのアイデアが生まれていくコミュニティを目指します。
「2030となりのプラ工場」の名前の由来は、工場へのヒアリングの際に、あるプラスチック加工会社の経営者様から伺った「協業する機会も多いため、同業他社とのつながりが強く、信頼関係でつながっている」というお言葉からヒントをいただきました。「2030となりのプラ工場」も、お互いに活用できる情報をシェアし合いながら、2030年つまり近い将来に向けて業界全体としてDXを推進し、プラスチック加工業界を盛り上げていきたい、という思いが込められています。
また「2030となりのプラ工場」では、とっつきにくい用語や概念についてより簡単にご理解いただけるよう、親しみやすいグラレコ(グラフィックレコーディング)と漫画を用いて表現し、コミュニティにて毎週公開予定です。
グラレコと漫画の作画は、漫画家の丸井一花さんを起用します。丸井さんは、公立高校の教職員、テーマパーク勤務などを経て2022年より漫画家として活動されています。また、自身のSNSや公立学校への講習会、レインボーフェスタへの参加等を通じてLGBTQの啓蒙活動をされています。丸井さんのあたたかみのあるイラストとわかりやすいグラレコ制作の技術、そして的確なアドバイスと高いご提案力により、この度の起用となりました。丸井さんとはTwitterでの募集をきっかけにご縁をいただきました。そのようなSNSでの可能性の広がりについても、コミュニティでお伝えしていきたいと考えています。
■対象
プラスチック加工に携わる皆様が対象となります。
■参加方法
こちらからご入力をお願いします。ご入力いただいた後、Slackのご招待のメールをお送りしますので、メールの内容にしたがってコミュニティにご参加をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc9eOgDENHNA7_7iAkq09bnfhhNyOFhUoxQV2TI6x_nVGXCnA/viewform
■2030となりのプラ工場note